信頼関係を築くために自己重要感を満たそう!

おもてなし業界専門マネジメントコーチの佐々木 寿美子です。

仕事やプライベートで、やはり人間関係が良いに越したことはありません。人間関係がいいから仕事がうまくいく、成果が上がる、モチベーションが上がる。人間関係がいいから話をしたい、相談したくなる、また会いたくなる。それには、お互いの信頼関係が築けているかということが根底にあります。

振り返ってみると、今まで様々な人間関係を築いてきた中で、その根底にはお互いの信頼関係があったのではないでしょうか。私は仕事で悩んだ時に2人の先輩のところへ行きました。まずAさんに相談したとき、Aさんからアドバイスがあったのですが、そのとき、う~んどうしようかなぁと考えてしまいました。次にBさんのところへ行って同じ悩みを相談したらなんとAさんと同じアドバイスが返ってきました。そのとき、Bさんが言っているなら、よしやってみよう!と思ったことがありました。皆さんもこのような経験ありませんか?同じアドバイスが返ってきたのに、行動する、行動しないという、そこにはどのような違いがあったのでしょうか。それは、Bさんに信頼を寄せていたから、Bさんと信頼関係があったからということかもしれません。

それなら、信頼関係を築くことで、相手に影響力を与えられる存在になれるということです。そこで、信頼関係を築くために自己重要感を満たすということが大切になります。

自己重要感とは

 

自分は価値ある存在、大切にされている存在であると感じることです。

人は、自分自身のことを価値ある存在であると思いたいし、他人からも自分のことを認めてもらいたいと思っています。

 

・一年間努力して勉強して資格試験に合格した。私はできる人なんだ

・新しい取り組みが実現できて、「○○さんが担当してくれたから実現できたんです」と言われて、私は必要な人なんだ

・困っていることを友人に相談したときに、時間を作って相談に乗ってくれた。私は大切にされる人なんだ

など・・・

 

アメリカの心理学者であるウイリアム・ジェームスの名言に、

「人間の持つ感情のうちで最も強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである」

という言葉があります。

渇望とは、希望や願望よりももっともっと強い気持ちです。多くの人が自己重要感を満たして欲しいと渇望しているということです。

 

相手の自己重要感を満たすためには?

相手の話を表情・動きもプラスして心で聴くこと、そして、自分の想いを言葉にして伝えることです。相手の自己重要感を満たすことで自分にも返ってきます。しかし、自分の自己重要感を満たすことで精一杯なときは、そんな自分を受け入れて満たしてくれる人と一緒にいると良いでしょう。

相手の自己重要感を満たすことができれば、相手から頼られ、愛される存在になります。また、今まで以上に早く信頼関係を築くことができて、相手に影響力を与えられる存在になります。それが、更に自分のコミュニケーション力アップにも繋がっていきます。

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